AWAI / YOUNG


2019年5月に地元徳島で開催した淡い / young 展の作品です。

 「淡い」が今回の個展のタイトルです。英語のタイトルももう一つ存在します。日本語で「淡い」。では英語では…?と考えました。なぜこの個展をふたつの言語で表現しようと思ったかというと、それは「多くの人に見てもらいたいから」の他に、言葉の多様性を広げてくれる気がしたからです。「ピカソの絵がわからない」「ムンクの絵は何なんだ」という人もいるかもしれませんが絵だけではなく、言葉というものも本質がわかりにくいものです。通じている気でいても実は全て通じているわけではないでしょう?しかし、わたし達は、通じ合うために言葉を諦めません。同じように私も諦めずに絵を描いていたいです。違う言語、違う絵が集まることで1つの意味になってくれることをこのタイトルに託しています。

なぜ「淡い」なのか…それを個展に来ていただいたときに英語のタイトルも合わせて感じてもらえるものにしようと思っています。

そういえば伝えていませんでしたね。英語のタイトル"young"としました。